新鉄コーティング技術の概要
重く水に浮かない、農閑期に作り置きできる、鳥害に強い、種子伝染性病害の発生が抑制されるなどのメリットがある鉄コーティング種子。
一方で鉄が酸化して発熱するなど、コーティングが面倒であることや種子が乾燥しているため出芽に時間がかかるというデメリットもありました。
当社ではメリットに加え、それらのデメリットを解決した、新たな鉄コーティング技術を開発しました(特許第 7092423 号)。
さらに、コーティング直後から播種できるという、新たな省力性も加わりました!
ぜひ一度、当社の鉄コーティング技術をお試しください!
技術概要
新たな鉄コーティング種子の直播に必要な資材は2025年4月から販売されています。栽培方法は従来法と同じです。
水稲の直播栽培において、2004年に開発された従来法の鉄コーティング種子は重く水に浮かない、農閑期に作り置きできる、鳥害に強い、種子伝染性病害の発生が抑制されるなどのメリットがあります
一方で鉄が酸化して発熱するなどコーティングが面倒であることや種子が乾燥しているため出芽に時間がかかるというデメリットがありました
そこで、2022年にこれらを解決した新たな鉄コーティング技術を開発しました(特許第 7092423 号)。また、コーティング直後から播種できるという、新たな省力性も加わりました
マニュアルではサステイナビリティ(減化学肥料・農薬、水資源、無代かき、温暖化ガス等)を見据えた栽培法を提案しています
除草剤1回使用で移植栽培と同等の収量を目指しています。
よくある質問
Q:小規模農家でも相談できますか?
A:もちろん可能です。規模に関わらず、まずはご相談ください
Q:現地対応は全国可能ですか?
A:はい、全国各地に対応しております。
Q:導入したい場合はどうしたらいいですか?
A:まずはお問い合わせください
Q:利用は無料ですか?
A:はい、こちらの技術自体は無料で利用できます。
技術者紹介
山内 稔(ヤマウチ ミノル )
学位 農学博士
農研機構で水稲の「鉄コーティング種子を用いた直播」技術を開発した後定年退職し、2018年3月まで全農で営農指導を通じて本技術の普及をすすめてきました。現在は個人事業主(屋号:水稲直播研究)・コンサルタントとして自由に研究し、国内外の直播の普及と研究に携わっています。
